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マラッカでの赤い街並みと午後の静けさ

2024年1月 • マレーシア・マラッカ
マラッカの赤い街並み

マラッカのシンボル、赤い建物が並ぶオランダ広場

なぜマラッカだったのか

クアラルンプールでの生活にも慣れてきた頃、ふと「近場で歴史を感じられる場所はないかな」と思い立ちました。調べてみると、バスで約2時間のマラッカという街が目に留まりました。世界遺産の街、多文化が混在する場所、そして何より「のんびりできそう」という直感がありました。

📍 基本情報

アクセス:クアラルンプールから長距離バスで約5時間

ベストな滞在期間:1泊2日〜2泊3日

おすすめ時期:年中(雨季は少し注意)

街を彩る建築の美しさ

マラッカに着いて最初に目に飛び込んできたのは、マラッカのシンボルである鮮やかなピンク色のキリスト教会でした。オランダ統治時代の建物で、その独特な色合いは南国の強い日差しの下でも美しく映えていました。マラッカの歩んできた歴史や文化を肌で感じることができます。

マラッカのモスク

美しい装飾が施されたマラッカ海峡モスク

川沿いの家々

マラッカ川沿いに並ぶカラフルな家々

    

特に印象的だったのは、マラッカ川沿いに建つカラフルな家々です。黄色、緑、青、赤…まるで絵本の世界から飛び出してきたような色彩豊かな風景でした。それぞれの建物にはレストランやカフェが入っていて、どこも個性的で温かみのある雰囲気を醸し出していました。

また、grabを使って海のエリアの方に10分行くとMasjid Selat Melakaが見えピンクの外観が可愛いモスクです。ピンクモスクとはまた違った魅力のあるピンクで、夕方時の写真がとても映えて有名です。入る時は特に女性はドレスコードがあり、肌の露出はもちろん、体のラインが見えるのもアウトです。ですが、モスクに入る前にローブとフードを貸してくれます。これも行ってならではの特別な体験ですね!

   
📍 マラッカ海峡モスク の位置
🌅 景観 & おすすめ

・海に浮かぶように建つ姿は朝夕の光で表情を変え、特に夕暮れのシルエットが写真映え。
・潮の満ち引きで歩道が水没することもあるので、干潮時を狙って訪れると全体像が見渡せます。
・併設の展望デッキで対岸のマラッカ市街を眺めながら休憩をどうぞ。

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📍 Christ Church(ピンクの教会) の位置
🎨 景観 & おすすめ

・オランダ広場のランドマークとして鮮やかなピンク色が南国の青空に映えます。
・広場周辺にはシルバータウンの歴史的建物が並び、散策とフォトスポット巡りに最適。
・朝早く訪れると観光客が少なく、静かな中で建築の細部もじっくり鑑賞できます。

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アートに溢れる街角

ストリートアート

歩いていると、至る所でストリートアートに出会えるのもマラッカの魅力です。古い建物の壁に描かれた繊細なイラストや、遊び心溢れるトリックアート。中でも印象的だったのは、マラッカの伝統的な建物をモチーフにした小さな額装作品を集めたギャラリーでした。

🎨 アート好きにおすすめのスポット

  • • ジョンカーストリートのウォールアート
  • • 伝統建築のミニチュア作品を展示するギャラリー
  • • 川沿いの古い建物を改装したアートスペース
  • • チャイナタウンの歴史を描いた壁画

リバークルーズで見る夜の表情

日が暮れてからのお楽しみは、マラッカ川のリバークルーズです。昼間とは全く違う表情を見せる街並みに、思わず息を呑みました。川沿いの建物がライトアップされ、その光が水面にゆらゆらと映る様子は、まさに幻想的でした。その川沿いを散歩してるだけでもきてよかったなと思わせてくれる風景です。夜のこの時間をdinnerを川沿いで食べるとおしゃれで映えること 間違いなし!!

また、ここら辺はグルメが盛んなところで夜に景色を見ながら食べるご飯は格別です!

🍴 マラッカのグルメスポット

  • • Nancy’s Kitchen – 本格ニョニャ料理の老舗で、オランダ広場近く
  • • Hoe Kee Chicken Rice – ジョンカーストリートにある海南チキンライスの名店
  • • Capitol Satay Celup – 数十種類の串を熱々のピーナッツソースにディップ
  • • Jonker 88 – チェンドルやニョニャ風ロティが人気のカフェ兼デザート屋
  • • Calanthe Art Café – マレーシア産コーヒーを各地の豆ごとに楽しめるおしゃれカフェ

滞在先での静かな時間

今回はAirbnbで見つけた小さなアパートに滞在しました。場所はジョンカーストリート辺りにしようとも考えたのですが、grabを使い海が見える方のアパートにしました。白を基調としたシンプルな内装で、旅先でありながら「暮らしている」感覚を味わうことができました。

また、朝起きて窓を開けると、遠くに海の風景が見え、新しい一日への期待感で胸が高鳴りました。

🏠 滞在のコツ

宿泊エリア:できればジョンカーストリート周辺がアクセス良好

予算:1泊2,000〜4,000円程度(Airbnb)

設備:キッチン付きだと朝食作りも楽しめる、現地で食べるのもおすすめ!

マラッカが教えてくれた余白

短い滞在でしたが、マラッカは私に大切なことを思い出させてくれました。それは「急がなくていい」ということです。観光地として有名でありながら、どこかのんびりとした空気が流れているこの街では、自然と歩くペースもゆっくりになります。

カフェでコーヒーを飲みながら街を眺めたり、特に目的もなく古い街並みを歩いたり。そんな「何もしない時間」の贅沢さを、改めて感じることができました。

  

また、個人的な話になってしまうのですが、私が3歳の時に実はマラッカに来たことがあるらしく、母に尋ねたところあるgaralleyの店で何か絵を壊してしまったみたいなのですが、そこで父がその絵を代わりに買ったところの場所を偶然見かけまして、何か私自身も運命を感じてしまいました。

結局、せっかくマラッカに来たことですので、その絵と全く同じものではないですが、しっかりあの時はごめんなさいと1枚買わせてもらいました(笑)

昔訪れたGaralleyの店

昔訪れたGaralleyの店

昔訪れたGaralleyの店

私が購入した絵

📍 Temple Street Arts & Crafts の位置

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📍 ジョンカーストリート の位置

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次回マラッカを訪れるなら...

もっと長く滞在して、地元の人との交流を楽しんでみたい

伝統料理作りのワークショップに参加してみたい

古い建物をもっとじっくりと観察してみたい

#マレーシア #マラッカ #世界遺産 #一人旅 #海外生活
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